自治体DXの記事・事例

「原課との溝」をどう埋めるか? たつの市デジタル戦略推進課が実践する、現場主導のDXを支える「超・伴走型」支援術
分野:
行政運営
発注機関: たつの市役所

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GovTech Bridge事務局

1. なぜ、たつの市のフロントヤード改革は速いのか

自治体DXにおいて、最大の壁はシステムの選定ではなく、導入後の「運用定着」にあります 。デジタル部署と原課の間に横たわる温度差が、ツールの形骸化を招くケースは少なくありません。

兵庫県たつの市では、令和4年度の「デジタル戦略推進課」発足以来、この課題に対して極めて実益的なアプローチを取ってきました 。象徴的なのは、国が推奨する「書かない窓口」の実装です 。令和5年度の導入から短期間で、住民の利便性に直結する約80種類の申請様式を登録し、実運用に乗せています 。

成功の鍵は、事務局が単なる「管理主体」に留まらず、現場の物理的・心理的負荷を徹底的に引き受ける「超・伴走型」の支援戦略にありました 。

2. 予算獲得の戦略:現場の「主体性」を尊重する意思決定

DX推進において、事務局が予算を一本化して主導する手法は効率的に見えますが、現場の「自分事化」を妨げるリスクもあります 。たつの市 デジタル戦略推進課担当者は、あえて「現場起点」の予算要求を重視しています。

「推進課主導のみだと、どうしても原課との間に溝が残る懸念があります。現場のニーズを起点に、財...


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