自治体DXの記事・事例

「なぜ今やるのか」に答えるDX。一宮市が成功事例の可視化で庁内の意識を変え、市民利便性を高めるまでの道のり
分野:
行政運営
自治体名: 一宮市役所

「なぜ今やるのか」に答えるDX。一宮市が成功事例の可視化で庁内の意識を変え、市民利便性を高めるまでの道のりのサムネイル画像
会社名
Company Logo
GovTech Bridge事務局

「自治体DXランキング2026 大規模カテゴリ3位」

この客観的な評価を目にしたとき、多くの自治体関係者は「一宮市は順調にDXが進んでいるのだ」と感じるだろう。しかし、その内実を紐解くと、全国の自治体が抱える「システム導入の壁」と「組織の意識改革」という、泥臭くも切実な葛藤が浮かび上がってくる。

一宮市情報システム課が現在直面しているのは、華々しいテクノロジーの導入ではない。「いかにして現場の職員と市民の意識を変え、デジタルを“自分ごと”にしてもらうか」という、DXの本質的な難所である。
なぜ、ランキング上位の自治体であっても、これほどまでに現場の「壁」に苦慮しているのか。そして、彼らはその壁をどう乗り越えようとしているのか。一宮市情報システム課へのインタビューを通じて、彼らが選んだ「成功事例の可視化」という戦略を紐解く。

「システム導入は目的ではない」——「なぜやるのか」を問うフェーズへ

一宮市では、デジタル推進本部を設置し、市長を本部長に据えるという盤石なトップダウン体制を構築している。さらに各課にICTマネージャーとICTリーダーを配置し、組織全体でDXを推進する仕組みを整えた。

体制は整っ...


ここから先は
ログイン後に閲覧できます(残り:2188文字)

無料 で会員登録・ログイン

閲覧には、 GovTech Bridgeへの会員登録・ログインが必要 です。
行政ご担当者・CIO補佐官の方
民間企業の担当者の方
残り12日
DXセミナー