自治体DXの記事・事例

【静岡県裾野市DX事例】満足度98%の「おくやみコーナー」と、予約運用で実現した窓口改革
分野:
行政運営
自治体名: 裾野市役所

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全国1,741自治体のDX推進度を測る「自治体ドックランキング2026」の準中規模カテゴリ(2万人以上5万人未満、398自治体)で3位にランクインした、静岡県裾野市。偏差値60を記録し、なかでも「DX推進体制」や「フロントヤードの取り組み」で高いスコアを獲得しています。(2025年版では、準中規模で1にランクイン)

本稿では、裾野市デジタル部業務改革課(現 総務部デジタル統括課) 中原氏・山田氏、および市民課 高田課長へのインタビュー内容を基に、裾野市の取り組みを紹介します。

混雑を「設計」する窓口改革

最大1時間半の待ち時間が改革の起点に

裾野市が窓口改革を本格化させた契機は、令和4年のゴールデンウィーク中の平日に起きた大混雑でした。手続き完了まで最大1時間半。この状況を受け、市長から窓口改革の号令がかかりました。

問題は「混んだ」という事実そのものだけではありません。「どれくらい待つのか分からない」「いつ呼ばれるのか見えない」という不確実性が、住民の不安を強め、窓口全体の空気を張り詰めさせます。

「どうすれば住民を待たせずに済むか、見直しが必要な状況でした」

「待たせない」から「混雑を制御する」...


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